個室寝台

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■寝台の配置

寝台車の構造は、開放式寝台と個室寝台とに大別されます。

●個室寝台

個室寝台

定員1~4人程度の、個室単位でドアが設置されている方式の事です。
三等級制のもとでは一等寝台の多数と二等寝台の一部が個室式だったのですが、1960年代頃から開放式(プルマン式)の方が主流となって行きました。 しかし、最近ではプライバシーの問題や防犯上の理由から、日本でも再び個室式が主流となってきています。
B寝台ソロの場合、料金はビジネスホテル並みで、設備はカプセルホテル並みのスペースなのですが、出入口には鍵をかける事が出来るドアがある為、安心して利用できるという長所が有ります。 開放式寝台と料金は一緒なのですが大きな差が有ります。
また、JR西日本の285系電車に設定されているB寝台シングルは、ソロよりわずか1,050円高い値段でカプセルホテルをはるかに凌ぐスペースを備えた個室寝台が利用できます。
A寝台では一般ホテル並の料金で簡易宿所並の設備の個室が主流ですが、中には普通のホテルに匹敵する様な設備を持つものもあります。


個室寝台


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