寝台の配置 鉄道模型Nゲージ

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■寝台の配置

寝台車の構造は、開放式寝台と個室寝台とに大別されます。

●開放式寝台

車室区画内にドアなどの仕切が無く、寝台のカーテンのみによってプライバシーを守る方式です。収容力を重視しており、寝台は2段もしくは3段重ねに配置されます。
JRグループにおける開放式寝台車の寝台料金は2段式B寝台で6,300円とビジネスホテル並みの値段です。
客車によるB寝台では上段寝台には窓が設けられておらず、テーブルもありません。


中央通路式

○中央通路式
座席車同様に中央に通路が有るタイプで、寝台をレールと平行に配置する形式です。日本ではもうほとんど見かけません。
日本で残っているものは、通路両側に幅広寝台を並べ、昼間はこれを畳んでボックスシートとするプルマン型寝台です。客車の開放式A寝台および、581・583系寝台電車のA寝台・B寝台が該当します。


片側通路式

○片側通路式
日本のB寝台における主流の形式で、車両の片側窓際に通路を配し、枕木と平行方向に寝台スペースを配置する方式です。


●個室寝台

定員1~4人程度の、個室単位でドアが設置されている方式の事です。
三等級制のもとでは一等寝台の多数と二等寝台の一部が個室式だったのですが、1960年代頃から開放式(プルマン式)の方が主流となっていきました。
しかし、最近ではプライバシーの問題や防犯上の理由から、日本でも個室式が主流となってきています。


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